エアライン — 2025年8月13日 11:20 JST

ハワイアン航空、福岡11月運休 ソウル・ボストンも

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 アラスカ航空(ASA/AS)グループ傘下のハワイアン航空(HAL/HA)は8月13日、ホノルル-福岡線を11月に運休すると発表した。同路線は週3往復運航しており、福岡発の最終便は11月19日を予定する。太平洋路線再編の一環によるもので、週5往復のホノルル-ソウル(仁川)と、週4往復のホノルル-ボストンの2路線も運休する。

福岡-ホノルル線を11月に運休するハワイアン航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同社のジョー・スプレイグCEO(最高経営責任者)は3路線の運休について、決断は難しいとした上で「コロナ後の需要低迷や市場課題により、福岡、ソウル、ボストンは厳しい状況が続いている」と説明。今後は羽田・関西への直行便を通じ、ハワイ-アジア間のサービスを継続するとした。

 ハワイアンは、ホノルル-福岡線を2012年4月16日に週7往復(1日1往復)で開設したものの、2014年6月30日の運航を最後に福岡から一時撤退。2019年11月26日に再就航した。その後、コロナにより2020年3月から運休していたが、ホノルル発を2023年4月28日から、福岡発を30日から3年ぶりに再開した。

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