日本航空(JAL/JL、9201)は、JALのマイル制度「JALマイレージバンク(JMB)」に「ログインアラート」機能を7月から導入する。新しい環境からのログインを検知すると、登録済みのメールアドレスに通知を送る仕組みで、不正なログインの早期発見につなげる。

ログインアラートを導入するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ログインアラートは、第三者による不正アクセスのほか、利用者自身がログインした場合でも、スマートフォンやパソコンなどの機種変更をはじめ、ウェブブラウザの変更、ブラウザに保存される「Cookie(クッキー)」の削除、他社アプリとの連携など、普段とは異なる環境からのログインと判断された場合も通知。これらに該当するとアラートメールが届く。
通知に心当たりがない場合は、第三者による不正アクセスの可能性があり、JMBのパスワード変更を推奨。また、不正ログインと特典交換が行われていた場合は、JMBだけでなく、メールアドレスのアカウント自体も乗っ取られている恐れがあるとして、メール側のパスワード変更などの対応も呼びかけている。
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