エアライン, 業績, 解説・コラム — 2025年5月16日 12:10 JST

スカイマーク、26年3月期最終益44.1%減12億円予想 本橋社長「ピンチはチャンス」

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 スカイマーク(SKY/BC、9204)が5月15日に発表した2025年3月期通期決算(非連結、日本基準)は、純利益が前期(24年3月期)比28.4%減の21億4600万円となった。事業収益は過去最高を記録したものの、円安やインフレ、政府支援縮小などによるコスト増で減益となった。

 2026年3月期の通期予想は、最終益12億円を見込む。本橋学社長は「コストは為替・原油・人件費と、減るものが見いだしにくい」として業務プロセス改善を進め、「ピンチはチャンスとして対応していきたい」と語った。

—記事の概要—
25年3月期実績
26年3月期予想

25年3月期実績

 2025年3月期通期の事業収益は過去最高となる4.6%増の1088億9300万円、営業利益は60.9%減の18億2600万円、経常利益は89.8%減の7億6000万円と増収減益。円安や原油高によるコスト増により営業益が減益となり、外貨建資産負債の時価評価で為替差損が生じた。また、収益計画の見直しで、繰越欠損金に係る繰延税金資産の増加などで法人税等調整額を利益側で計上したことなどが最終利益を押し下げた。

25年3月期決算を発表するスカイマークの本橋学社長=25年5月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 営業費用は7.7%増の


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。
  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post

宇宙産業の新時代を切り拓く - デジタルトランスフォーメーションによる競争力強化