日本航空(JAL/JL、9201)が2月4日に発表した2024年4-12月期(25年3月期第3四半期)連結決算(IFRS)は、純利益が前年同期比6.0%増の910億4700万円だった。2025年3月期の通期連結業績予想は据え置き、純利益は前期(24年3月期)比4.7%増の1000億円を目指す。
—記事の概要—
・FSC
・LCC非航空
・財務為替
・25年3月期通期予想
*ANAHDの4-12月期決算はこちら。
FSC
4-12月期の売上収益は10.9%増の1兆3859億4000万円、本業のもうけを示すEBIT(財務・法人所得税前利益)は11.9%増の1442億6600万円と、増収増益となった。売上収益は、航空・非航空事業とも前年同期を上回った。

24年4-12月期決算を発表するJALグループCFOの斎藤祐二副社長=25年2月4日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
営業費用は11.0%増の1兆2537億円で、EBITマージンは0.1ポイント上昇し10.4%。費用のうち燃油費は6.8%増の2844億円、整備費は17.5%増の163億円、人件費は9.8%増の238億円だった。
売上収益のうち、JALを中核とするFSC(フルサービス航空会社)事業が
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