全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)の中堀公博常務は2月3日、品質問題などで納入遅延が生じているボーイング機の受領は、2025年度は当初計画していた11機のうち、4機にとどまる可能性があるとの見方を示した。残り7機は2026年度に後ろ倒しとなる見込み。中堀常務は「保守的な見方」だとして、引き続きボーイングに早期の引き渡しを求めていくという。一方、国際線・国内線とも2025年度の計画便数は前年度を上回る。

ボーイングの納入遅延でANAホールディングスが26年度の受領を見込む777-9=22年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ANAホールディングスが発注した777-9Xのイメージイラスト(同社提供)
当初計画していた11機の内訳は、次世代国際線フラッグシップの777-9(777X)が2機、小型機の737-8(737 MAX 8)が2機、主力機の787が787-10と787-9合わせて7機。このうち、777-9は最短で2025年度内の2026年前半を見込んでいた。中堀常務は「ボーイングからの正式な通知ではないが、当社が作る事業計画上は一定程度の遅れを見越している」と説明。「787は7機入る予定だったが、保守的にみて
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