11月21日に今年の解禁日を迎えるボジョレー・ヌーボーが10月23日、全日本空輸(ANA/NH)のミュンヘン発NH218便(ボーイング787-9型機、登録記号JA934A)で羽田空港へ午前6時56分に到着した。午前9時前からは東京税関の職員による検品が行われた。羽田に到着したのはサントリーが輸入するボジョレー・ヌーボーの初荷で、2017年以来4年ぶりとなった2021年から4年連続でANA便による空輸となった。
ボジョレー・ヌーボーは、仏ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で収穫したブドウを発酵させたワインの新酒。23日に羽田へ到着したのはサントリーが扱う商品の初荷で、重さ約3.2トン、220ケース2640本だった。
サントリーによると、今年のボジョレー・ヌーボーは「果実が踊るようなジュワっとジューシーな味わい」。春から初夏までは雨量が多かったが、8月は暑く乾燥し、9月の気候がおだやかだったことからブドウが完熟したという。収穫量は昨年を下回った。サントリーが扱う輸入量は、昨年と比べて17%増となる見込み。
ボジョレー・ヌーボーの解禁日は毎年11月の第3木曜日午前0時。欧州外への出荷も解禁日が定められており、今年は現地時間10月22日午前8時で、日本に最速で到着するのが23日となる。
*写真は6枚(今年はランプ取材がなかったため、自社で撮影した到着便の写真はありません)。
関連リンク
ボジョレー・ヌーボー(サントリー)
全日本空輸
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