エアバス, 機体 — 2024年3月18日 23:59 JST

V2500、100%SAF使用の試験成功

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 IAE(インターナショナル・エアロ・エンジンズ)は現地時間3月18日、代替航空燃料「SAF(サフ)」を100%使い、エアバスA320ceo(従来型A320)などに搭載されている同社製航空機エンジン「V2500」の試験に成功したと発表した。

100%SAFを使用した試験に成功したV2500(IAE提供)

 IAEによると、V2500は現在A320ceoとエンブラエルの輸送機C-390に搭載。今回の試験はフィンランドのネステが供給したSAFを使用し、独ハノーバーにあるMTUの施設で行われた。

 V2500は、1983年に米国、英国、ドイツ、イタリア、日本の5カ国共同で開発をスタート。IHI(7013)などの日本企業が初めて民間航空機エンジンの国際共同開発に参画した。

 国内ではジェットスター・ジャパン(JJP/GK)のA320ceo、ヤマトホールディングス(9064)と日本航空(JAL/JL、9201)が4月から運航を予定しているエアバスA321ceo P2F型貨物機がV2500を搭載している。

 IAEは米RTX(旧レイセオン・テクノロジーズ)傘下のプラット&ホイットニー(PW)、一般財団法人日本航空機エンジン協会(JAEC)、独MTUアエロエンジンズなどが設立した合弁会社で、V2500の販売やサービスを担う。

関連リンク
V2500
日本航空機エンジン協会

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