エアライン, 機体 — 2024年2月6日 17:35 JST

FDA、退役4号機で遊覧フライト 3/3に会員限定

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 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は、3月に退役が決定している緑色の4号機(エンブラエル170〈E170〉型機、登録記号JA04FJ)で、遊覧フライトを同月3日に実施する。同社の会員制度「FDAメンバーズ」会員を対象に34組68人を募集する。4号機は遊覧フライト後の同月9日に退役し、FDAでの約13年に幕を閉じる。

FDA初の退役機となる緑色の4号機=18年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 県営名古屋空港(小牧)を発着する遊覧フライトで、飛行時間は約60分を予定する。小牧に戻った後は格納庫での機体見学会や、FDA社員との記念撮影などもある。参加者はドレスコードがあり、緑色の服や小物を取り入れて参加する。

 参加費は1組4万4000円。応募は2月12日までで、当選者には16日までにメールで連絡する。

 4号機にあたるE170(1クラス76席)は2006年に製造。他社が米国で運航後、FDAは中古機として導入し、2010年10月17日から定期便に投入した。FDAでの飛行時間は約13年間で3万635時間。4号機の機齢は約18年で、FDAが保有する機材では機齢が最も進んでいることから退役を決めた。

 FDAが機材を退役させるのは、2009年7月の就航以来初めて。4号機の退役後は15機体制となり、E170が2機、E175(1クラス84席)が13機となる。現時点で機材の追加導入は計画せず、当面は15機体制となる。最新の16号機(E175、JA16FJ)は2019年12月に導入し、発注分がすべてそろっている。

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