エアライン, 空港 — 2024年1月6日 13:06 JST

羽田便、ANAは8日から全便運航 JALは伊丹影響残る

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 1月2日夜から閉鎖が続く羽田空港のC滑走路(RWY16L/34R)が8日から再開できる見通しとなり、日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)の成田臨時便は7日までとなり、ANAの羽田発着便は8日から通常通りの運航を予定している。JALは8日に国内線14便、9日も9便の欠航を決定済みで、2日間で約4580人に影響が見込まれる。

*8日午前0時再開。記事はこちら

羽田C滑走路再開後も羽田-伊丹線に影響が残るJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内線の大量欠航は7日までとなる見込み。6日はJALが100便とANAが96便の計196便、7日はJALが98便とANAが96便の計194便で、両社合わせた影響者数は6日が3万2300人、7日が3万1190人となる見通し。

 8日のC滑走路再開後、ANAは通常通り全便運航を予定。一方、JALは、2日の事故により大型機のエアバスA350-900型機(3クラス369席または同391席)が1機減の15機となり、羽田-伊丹線などへの影響が見込まれる。

 JALは8日に国内線14便を欠航し、約2840人に影響。羽田を午後4時20分に出発予定だった伊丹行きJL127便など、路線別では羽田-伊丹線が10便でもっとも多い。9日は9便の欠航が決定済みで、約1740人に影響する。内訳は8日と同じく羽田-伊丹線がもっとも影響を受け8便、朝の福岡午前7時30分発羽田行きJL302便も欠航する。夜間駐機ができない影響による早朝の欠航便を除くと、他社便や東海道新幹線などの代替手段を確保しやすい同路線を選択したとみられる。

*成田臨時便はこちら

関連リンク
運航の見通し(JAL)
運航の見通し(ANA)
日本航空
全日本空輸

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