エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2023年10月11日 17:40 JST

DHL×シンガポール航空塗装の777F、中部経由で米国貨物便

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 独DHLエクスプレスは、中部空港を経由するシンガポール-米国間の貨物専用便の運航を開始した。シンガポール航空(SIA/SQ)が運航や整備を受託するボーイング777F貨物機を投入する。機体にはDHLとシンガポール航空のロゴが描かれており、中部経由の米国貨物便を2路線運航する。10月11日に1便目(777F、登録記号9V-DHD)が中部を出発した。

中部空港を離陸するDHLとシンガポール航空のロゴが描かれた777F(DHL提供)

 2路線のうち、シンガポール発後に中部へ直行する米国行きは週5便運航する。同路線は中部からロサンゼルスとホノルルを経由し、シンガポールへ戻る。

 もう1路線はシンガポール発後に台北を経由し中部へ向かう路線で、週1便運航する。同路線は中部からシンシナティとホノルル、シドニーを経由し、シンガポールへ到着する。

 DHLとシンガポール航空は、チャンギ空港を運航拠点とする777Fを5機運航するための乗務員整備契約(CM)を2022年3月に締結。シンガポール航空のパイロットが運航し、整備も同社が担う。最大貨物搭載量は102トンで、現在は4機運航している。

運航路線
シンガポール→中部→ロサンゼルス→ホノルル→シンガポール:週5便
シンガポール→台北→中部→シンシナティ→ホノルル→シドニー→シンガポール:週1便

関連リンク
DHL
シンガポール航空

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