ANA、訓練用カバーオールをサコッシュに　747シートカバーはルームシューズ

　全日本空輸（ANA/NH）は9月14日、訓練用カバーオールをアップサイクル（作り替え）したサコッシュを10月16日から販売すると発表した。トートバッグ専門ブランド「ROOTOTE（ルートート）」とのコラボ第2弾で、パイロットや客室乗務員が訓練用に使用するものを作り替えた。羽田空港近くの総合訓練施設「ANA Blue Base（ABB、ANAブルーベース）」内の売店で取り扱い、見学ツアーの参加者に数量限定で販売する。また、航空機の座席のシートカバーから作ったルームシューズに新作が加わり、ボーイング747-400型機のものなども用意する。

ANAが数量限定で販売する訓練用カバーオールを作り替えたサコッシュ（同社資料から）

　商品名は「ANA×ROOTOTE アップサイクルサコッシュ」で、1つ税込み1万7500円。アップサイクル対象のカバーオール生地に限りがあるため、数量限定で販売する。初回は32個用意し、材料が集まり次第、再販を予定する。販売当日の見学ツアーの予約は、9月16日午前0時から専用サイトで受け付ける。

　シートカバーから作った「ANA特製ルームシューズ」は、747のプレミアムクラスで使用していたものを含め、新たに2種類のデザインを販売する。各45足ずつ用意し、サイズはM（22-25cm）、L（25-27cm）、LL（27-28.5cm）の3サイズで展開する。

　10月16日に発売し、ANAグループのANAウィングフェローズ・ヴイ王子が運営する販売サイト「ANA Mall」で取り扱う。1つ税込み6930円で、送料は別途1500円かかる。

　ルームシューズは2022年11月に発売。従来は廃棄されていたものに新たな価値を与える「アップサイクル」のプロジェクト第1弾で、ANAに制服を納入しているオンワード商事と商品開発した。

ANAの747シートカバーから作ったルームシューズ（同社資料から）

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全日本空輸
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