官公庁, 空港 — 2013年11月2日 17:18 JST

那覇空港、新国際線ターミナル利用料は1000円

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 国土交通省航空局(JCAB)は11月1日、那覇空港新国際線ターミナルの施設利用料の上限について、1人あたり大人(満12歳以上)1000円、子ども(満2歳以上満12歳未満)500円で認可した。同ターミナルを運営する那覇空港ビルディングが申請していたもので、同社も上限額を徴収すると発表した。

那覇空港新国際線ターミナルのイメージ図(同空港ビルの資料から)

 新国際線ターミナルは2014年2月17日に開業予定。現ターミナルでは利用料を徴収していないが、施設の整備費用などに充てるため、出発旅客から航空運賃に含める形で徴収する。

 現在国際線ターミナルに乗り入れているのは、中国国際航空(エアチャイナ、CCA)や台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL)など、中国、台湾、香港、韓国の航空会社。国内の航空会社では、ピーチ・アビエーション(APJ)が暫定的に利用しているが、新ターミナルへの乗り入れは検討中だという。APJが国内線で利用しているLCCターミナルへ国際線を移転した場合は、今回認可された利用料は徴収されない。

 国際線ターミナルの施設利用料は、羽田や成田、関西、中部、新千歳、福岡などの空港でも徴収している。羽田は大人2000円(子ども1000円)、成田は大人2040円(子ども1020円)、関西は第1ターミナルが大人2650円(子ども1330円)、第2が大人1200円、中部は大人2500円(1250円)、新千歳は大人1000円(子ども500円)、福岡は大人945円(子ども472円)となっている。

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