エアライン — 2023年3月9日 11:12 JST

JALのWebサイト、つながりにくい状態続く 国内線セール影響、運航は通常通り

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 3月9日午前0時すぎから、日本航空(JAL/JL、9201)のウェブサイト(≒ホームページ)がつながりにくい状況が続いている。同日から国内線全路線を片道6600円としたセール運賃の販売を始めたことで想像を超えるアクセスが続き、システムが不安定になった。JALによると、詳しい原因は調査中で、復旧のめどは立っていない。運航や搭乗手続きに影響はなく、平常通りだという。

接続障害を知らせるJALのウェブサイトのトップページ(23年3月9日午前11時8分読込)

 JALによると、事前にウェブサイト側のシステムのリソースを増強し、サイトへの同時接続数の上限を引き上げていたものの、結果的に不十分だったという。

 JALのウェブサイトはつながりにくい状態が続いているが、データの通信経路が一部異なるスマートフォン用アプリ「JALアプリ」経由であれば、搭乗便の予約や購入、変更、チェックインなどはできるという。また、サイト経由でも混雑状況により接続できる場合があると説明している。

 電話による予約はできるが、オペレーターを増員しているものの問い合わせが多く、応答率が低下しているという。

 JALは国内線の運賃体系を4月12日搭乗分から変更するため、2022年5月から搭乗日が4月11日以前と12日以降の航空券を分けて販売している。これまでは12日以降搭乗分の航空券を販売できていたことから、アクセス数の大幅なが障害要因の一つとか考えられるものの、現時点で原因究明には至っていない。

 タイムセールの「JALスマイルキャンペーン」は、システムが復旧次第再開を予定している。

関連リンク
JALスマイルキャンペーン
日本航空

サイト復旧もセールは未定
JALの予約サイト復旧 セール再開は未定(23年3月9日)
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セール
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運賃体系変更
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