官公庁 — 2023年2月7日 23:21 JST

航空保安大、3/11にオープンキャンパス 3年ぶり開催

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 管制官などを養成する国土交通省の航空保安大学校は、オープンキャンパスを3月11日に開催する。訓練装置や航空灯火装置などを一般公開し、受験相談会も開く。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で3年ぶりの開催となる。

航空保安大の飛行場管制用新型シミュレーター=17年3月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 キャンパスの入場は事前申し込み制で、訓練装置の公開や、研修生がシミュレーターを使って航空機を誘導するデモンストレーションを行う。対面とオンラインで事前申し込み制の受験相談会を開くほか、申し込み不要のYouTube配信では、実習室の紹介や公開授業を実施する。

 事前の申し込みは、2月22日午後11時59分まで。同校ウェブサイト内の専用フォームから申し込む。

 会場は泉佐野市にある航空保安大学校本校で、時間は朝の部が午前9時から午前11時、昼の部が午前11時30分から午後1時30分。

 航空保安大は、航空保安業務の専門家である航空管制官や航空管制運航情報官、航空管制技術官などを養成する、国内唯一の教育訓練機関。1959年11月に、羽田空港内に開設した航空職員訓練所が前身で、2008年4月に関西空港対岸の大阪・泉佐野市へ移転した。

関連リンク
「航空保安大学校 オープンキャンパス2023」の開催について
航空保安大学校

高知空港モデルに管制官養成 特集・航空保安大オープンキャンパス(前編)(17年3月22日)
管制官「転勤は食と文化楽しめる」 特集・航空保安大オープンキャンパス(後編)(17年3月22日)
航空保安大、受験者向け説明会「コミュニケーション能力が大事」(15年3月14日)