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航空保安大、3/11にオープンキャンパス 3年ぶり開催

 管制官などを養成する国土交通省の航空保安大学校は、オープンキャンパスを3月11日に開催する。訓練装置や航空灯火装置などを一般公開し、受験相談会も開く。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で3年ぶりの開催となる。

航空保安大の飛行場管制用新型シミュレーター=17年3月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 キャンパスの入場は事前申し込み制で、訓練装置の公開や、研修生がシミュレーターを使って航空機を誘導するデモンストレーションを行う。対面とオンラインで事前申し込み制の受験相談会を開くほか、申し込み不要のYouTube配信では、実習室の紹介や公開授業を実施する。

 事前の申し込みは、2月22日午後11時59分まで。同校ウェブサイト内の専用フォームから申し込む。

 会場は泉佐野市にある航空保安大学校本校で、時間は朝の部が午前9時から午前11時、昼の部が午前11時30分から午後1時30分。

 航空保安大は、航空保安業務の専門家である航空管制官や航空管制運航情報官、航空管制技術官などを養成する、国内唯一の教育訓練機関。1959年11月に、羽田空港内に開設した航空職員訓練所が前身で、2008年4月に関西空港対岸の大阪・泉佐野市へ移転した。

関連リンク
「航空保安大学校 オープンキャンパス2023」の開催について [1]
航空保安大学校 [2]

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