企業, 解説・コラム — 2013年10月10日 07:30 JST

NY生まれの旅行用品店フライトワン、原宿に国内1号店オープン

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 スーツケースや旅行カバン大手のエースは10月10日、1950-60年代をイメージした旅行用品を扱うニューヨーク生まれの店舗「Flight 001(フライトワン)」の国内第1号店となる原宿店をオープンする。

機内をイメージしたフライトワンの店内=10月9日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

フライトワンの国内1号店となる原宿店=10月9日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 飛行機の機内をイメージした店舗デザインが特徴の同店は、1999年オープンのニューヨーク店を皮切りに、米国を中心として台湾やシンガポールなど世界で20店舗を展開。デザイン性に優れた旅行用品を提案し、客室乗務員にも人気のある店舗のひとつ。機能性だけではなく、ユーモアにあふれた便利さを備えているのが特徴となっている。

 フライトワンの商品は、「FIT(機能的・革新的・トラベル)」と呼ぶコンセプトで、機能性と独自性を重視している点が特徴。スーツケースやバッグのほか、スーツケース内の収納を補助する用品やパスポートカバーなどの小物を扱う。店員の制服も、客室乗務員をイメージした。

 原宿店の店内には、オリジナル商品のほか、コンセントの変換プラグなど他社商品も、全体の約2割程度扱う。エースによると、特に取り扱い比率を決めているわけではなく、1店舗で旅行に関するものがすべて入手できる品揃えにしたいという。

タグをはじめさまざまな旅行用品を扱う=10月9日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 24日には2号店となる池袋パルコ店が東京・池袋の池袋パルコ内に、3号店は11月1日に玉川高島屋S・C店が二子玉川の玉川高島屋S・C内にオープン。3店舗ではオープン記念として、税込で5250円以上購入した人に記念品をプレゼントする。

 売場面積は原宿と池袋が約27坪、二子玉川が約24坪で、初年度の売上目標は原宿が1億5000万円、池袋と二子玉川は各1億円。

 出店計画は、年内は上記3店舗、2014年中に約10店舗で、17年までに40店を展開予定。デパートやショッピングセンター、駅ビル、空港などに出店する。今後の店舗も、売場面積は25坪前後となる見込み。

 エースでは、国内初上陸となるフライトワンの1号店を原宿で展開することにより、ファッションに関する感度の高い人やトレンドに敏感な人へ訴求することで、ブランド認知度を高めていくとしている。

 また、池袋パルコ店は若年層を、玉川高島屋S・C店はファミリー層をターゲットにしていきたいという。

客室乗務員をイメージした店員の制服=10月9日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

フライトワン創業者のブラッド・ジョンさん(左)とジョン・センシオンさん=10月9日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

フライトワンが扱う旅行カバン=10月9日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

FLIGHT 001 原宿店
住所:東京都渋谷区神宮前6-17-11 JPR原宿ビル1階
最寄駅:東京メトロ千代田線/副都心線 明治神宮前駅 7番出口から徒歩6分
営業時間:11:00から20:00
定休日:不定休

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