エアライン, 官公庁, 機体, 空港 — 2022年11月7日 17:30 JST

名取市とJAL、1200万円で仙台発着チャーター ふるさと納税で

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 仙台空港を擁する宮城県名取市は、同空港発着の周遊チャーターをふるさと納税の返礼品として日本航空(JAL/JL、9201)が運営するポータルサイト「JALふるさと納税」に出品している。JALが地域活性化に取り組む「ふるさとプロジェクト」の一環で、2023年2月に実施。寄付額は1件1200万円で、2件のうち1件はすでに受付を終了している。

名取市による仙台発着チャーターで使用するジェイエアのE170=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 名取市が返礼品として11月4日から出品しているのは、寄付者を含めて最大10人の貸切チャーター「名取市の厳選された名産品で作る特別な返礼品」と、小学生を招待する遊覧飛行「子育て先進都市実現に向けた返礼品」の2件。寄付金額はいずれも1200万円で、小学生を招待するプランは受付を終了した。

 貸切チャーターの飛行時間は約1時間30分で、鳥海山や白神山地上空を飛行する北回りルートと、富士山や蔵王山上空をめぐる南回りルートが選択できる。機内では名取市の名産品を使った弁当を提供する。

 一方、遊覧飛行は約1時間で、名取市在住の小学生最大50人を招待。搭乗前に名取市の歴史や地域産業を学ぶほか、機内ではパイロットや客室乗務員による航空教室を予定している。

 両フライトとも2月25日に実施し、機材はJALグループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)のエンブラエル170型機(E170)を使用する。

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