エアライン — 2022年10月18日 13:20 JST

ピーチ、渋谷ヒカリエでも「押売り旅くじ」 無料配布で楽しさ提案、初日30分で“瞬殺”

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 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は10月18日、東京・渋谷で行き先を選べない「旅くじ」を無料でプレゼントする「押売り旅くじ」を開催した。旅くじが今年度のグッドデザイン賞を受賞したことを記念したイベントで、“押売り”により旅の楽しさを提供する。初日は用意した50個が30分あまりで“瞬殺”となった。

ピーチが渋谷で開催した「押売り旅くじ」でソウル行きを引き当てた男性=22年10月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 ピーチの社員が持ち運び用の「旅くじ特別マシン」を背負い、渋谷駅直結の渋谷ヒカリエの1階正面入口付近に並んだ人々にくじを配布。旅くじには、指定された行き先の航空券購入に使える「ピーチポイント」の交換コードと、旅先での「ミッション」が書かれており、缶バッジとともにカプセルに収められている。

 「押売り旅くじ」は今回が2回目で、初回は10月13日と14日に大阪・通天閣で開催。渋谷でも通天閣同様1日50個ずつ用意し、18日と19日の2日間実施する。今回のピーチポイントは成田空港発着の国内線10路線が対象で、1000円分の交換コードを封入。また「大当たりスペシャルカプセル」として、10月30日に再開する羽田-ソウル(仁川)線で使える1万円分のコードも2日間で5つ用意する。国内線はピンク色のカプセルに、大当たりのソウル線は赤いカプセルに、それぞれ封入した。

 渋谷での初日となった18日午前は曇り空となったものの、用意した50個すべてを30分あまりで押し売った。旅くじマシンは、旅くじを企画したピーチ コーポレートポリシー・ブランド戦略部の小笹俊太郎部長が背負い、客室乗務員が太鼓を叩いて盛り上げた。人々はマシンのハンドルをガチャガチャとひねり、カプセルを空けて、石垣や奄美、関空などの行き先を見て盛り上がっていた。また学生や買い物客などが興味を持って近づくなど、人々の注目を集めていた。

 2番目に並んだ男性は横浜から始発で来て、午前6時半から並んだ。男性は九州を希望しており、希望通り長崎行きを引き当てた。1番目の男性は午前6時から並んでいたが、取材には応じなかった。

 旅くじは2021年8月に販売開始。10月時点で累計2万7000個を販売している。

渋谷での「押売り旅くじ」を開催したピーチの小笹部長(中央)と客室乗務員ら=22年10月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

ピーチの小笹部長が背負った「押売り旅くじ」のマシンをデモ操作する客室乗務員=22年10月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

ピーチが渋谷で開催した「押売り旅くじ」で長崎行きを引き当てた2番乗りとなった男性=22年10月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

ピーチが渋谷で開催した「押売り旅くじ」で太鼓を叩いて盛り上げる客室乗務員(中央)=22年10月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

ピーチが渋谷で開催した「押売り旅くじ」で関空行きの旅くじを見つめる男性=22年10月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

ピーチが渋谷で開催した「押売り旅くじ」に集まる人々=22年10月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

ピーチが渋谷で開催した「押売り旅くじ」で用意したの旅くじ=22年10月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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