エアライン, 企業, 官公庁 — 2022年8月5日 13:25 JST

三菱地所、JAL・兼松と空飛ぶクルマ実証実験 都の検証参画、24年度運航実証へ

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 三菱地所(8802)と日本航空(JAL/JL、9201)、兼松(8020)の3社は8月4日、東京都が公募した「空飛ぶクルマ」と呼ばれるeVTOL(電動垂直離着陸機)の社会実装を目指すプロジェクトに参画すると発表した。年度内に実装への課題整理を進め、2024年度の運航実証を目指す。

3社で進める都内でのeVTOL運航実証(3社の資料から)

 今回のプロジェクトでは、都内でeVTOLを活用したビジネスモデルを検討する。ヘリコプターによる運航実証を経て、eVTOLによる運航や離着陸場の運用を実証し、課題や収益性などを検証する。

 都内でのeVTOLのビジネスモデル検討は年度内に進め、都心の主要拠点を結ぶ都市内アクセスや、空港からの二次交通、離島での移動サービスや遊覧飛行など、実装に向けた課題を洗い出す。2023年度にはヘリによる運航実証を開始し、三菱地所が保有・運営する施設を中心として、ヘリポートを2カ所設置して検証する。

 2024年度に開始するeVTOLの運航実証では、前年度に設置したヘリポートに加え、兼松と業務提携する英スカイポーツ(Skyports)社と協力し、eVTOLが離着陸する地上インフラ「バーティポート」(Vertiport)の設置も検討。運航実証のほか、離発着管理や保安検査などの検証を進める。

 三菱地所はプロジェクト全体の取りまとめを担うほか、運航実証を展開するヘリポートなどを提供。JALはeVTOLの運航サービスビジネスモデルを検討するほか、運航や離着陸オペレーションを実証する。兼松は海外での技術や規制動向などを提供し、バーティポートのビジネスモデルを構築する。

関連リンク
東京都デジタルサービス局
三菱地所
日本航空
兼松

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