エアライン — 2022年2月28日 18:43 JST

JALとANA、欧州便は通常運航 ロシア情勢注視し判断

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 日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)は、2月28日の時点で欧州路線を当面は通常運航する見通しだが、安全に影響が及ぶとみられる場合は運休や飛行経路の変更などを検討するという。

欧州路線を通常運航予定のJALとANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本の航空会社によるロシア路線は、JALが羽田-モスクワ線を週1往復運航しているが、24日の羽田発モスクワ行きJL49便と25日のモスクワ発羽田行きJL40便を欠航。今後の運航は安全に影響がないことを確認して決定するという。また、JALの欧州路線はこれまでもウクライナ上空は飛行していないものの、ロシア上空を飛行できなくなると運航時はロシアを迂回(うかい)する経路に変更することで飛行時間などに影響が出る可能性がある。

 JALによると、現在運航しているロシアを除く欧州の目的地は、ロンドン、パリ、フランクフルト、ヘルシンキの4都市。モスクワを加えると、1週間当たり約50便運航しているという。

 ANAは現在ロシア路線を運航していない。欧州路線はウクライナ上空を飛行していないものの、ロシア上空が飛行できなくなると、飛行時間などに影響が出る可能性がある。ANAも飛行空域の安全を確認した上で運航していくとしている。

 ANAが現在運航している欧州路線は、羽田-ロンドン、パリ、フランクフルト、成田-ブリュッセルの4路線。1週間当たり約40便運航している。

 一方、欧州の航空各社はロシア領空を1週間飛行しない方針を示している。EU(欧州連合)はウクライナに侵攻しているロシアに対する追加制裁で、ロシア国籍機や航空会社の航空機がEU領空の飛行を禁じている。

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