エアライン, 空港 — 2022年1月11日 14:10 JST

JAL、羽田国内線に「スマートレーン」 PC・液体物そのまま検査可に

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 日本航空(JAL/JL、9201)は1月11日、羽田空港国内線第1ターミナルの保安検査場に、複数の乗客が検査レーンを同時に利用できる「スマートレーン」を導入すると発表した。保安検査装置の高度化によりパソコンや液体物を取り出さずに手荷物検査が可能となり、待ち時間短縮につながる。4月以降に順次導入し、8月をめどに導入を完了する見込み。

JALが羽田空港第1ターミナルの保安検査場に導入するスマートレーン(イメージ、同社資料から)

JALが羽田空港第1ターミナルの保安検査場に導入するUV殺菌システム(イメージ、同社資料から)

 スマートレーンを導入するのは第1ターミナルの保安検査場6カ所のうち、JALが使用しているBとC、E、Fの4カ所。スマートレーンは3人の利用者が1つのレーンを同時に利用でき、保安検査の待ち時間を短縮できる。またX線CT検査装置の導入により、従来は取り出しが必要だったパソコンや液体物をカバンなどに入れたまま検査できるようになる。レーンにはUV(紫外線)殺菌装置を内蔵し、利用客が使用する保安検査用トレイを殺菌し、提供する。

 JALはX線CT検査装置とスマートレーンを組み合わせた保安検査レーンを「JAL SMART SECURITY」と命名。1月下旬をめどに設置工事を開始する。スマートレーンの導入後も、一部では従来の保安検査レーンを引き続き使用する。

 JALは自動手荷物預け機(SBD=Self Baggage Drop)の新設やカウンターのデザイン刷新など、空港の利便性を高めた「スマートエアポート」を国内の基幹空港に導入。羽田では2019年8月から出発ロビーの改修を進め、2020年12月25日に全面リニューアルした。スマートエアポートは新千歳と伊丹、那覇の各空港でも導入し、今春には福岡空港へ展開を予定している。

 羽田空港では、全日本空輸(ANA/NH)などが利用する国内線第2ターミナルでもスマートレーンを導入。2019年10月から運用している。

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