エアライン, ボーイング, 機体 — 2022年1月6日 23:16 JST

アトラスエアー、777Fを4機発注

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ボーイングは現地時間1月6日、アトラスエアー(GTI/5Y)などを傘下に持つアトラス・エア・ワールドワイドから777F型貨物機を4機受注したと発表した。

アトラス・エア・ワールドワイドが発注した777Fのイメージイラスト(ボーイング提供)

 777Fの貨物搭載量は102トンで、航続距離は9200キロ(4970海里)。アトラスは777Fを14機保有しており、今回の発注分と合わせて18機体制になる。eコマース(電子商取引)やエクスプレス貨物の需要拡大に対応する。

 アトラスの発注は2021年12月で、ボーイングは今回の契約を「貨物機ファミリーにとって、新造機と改修機を含め記録的な2021年を締めくくるもの」としている。

 アトラスは747-8Fや747-400Fなど747の貨物機を世界最多の49機保有。2021年1月には、747-8Fの最終生産分4機を発注している。

 また、787の主要部位を日本などから米国の最終組立工場へ運ぶ専用貨物機747-400LCF「ドリームリフター(Dreamlifter)」や、通販世界最大手アマゾンの自社貨物便「Amazon Air」の767貨物機の運航なども受託している。

関連リンク
Atlas Air Worldwide
Boeing
ボーイング・ジャパン

アトラスエアー、747-8F貨物機4機購入 最終生産分(21年1月12日)
胴体後部ごと大きく開くカーゴドア 写真特集・ドリームリフター機内日本初公開(20年2月15日)
米アトラスエアー、成田就航へ 3月、貨物週4便(17年2月3日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post