エアライン, 空港, 需要, 需要予測 — 2021年12月24日 11:52 JST

ANA、国内線予約率67.8% 前年比26.8pt上昇

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 あす12月25日から年末年始の往来が本格化する。全日本空輸(ANA/NH)によると、25日から2022年1月4日までの年末年始期間中の予約数は24日現在113万7633人で前年同期比で54.2%増、コロナ前の2019年同期比で約7割になったという。提供座席数は前年同期比で約9割、2019年度比では8割強となり、予約率は67.8%(前年同期比26.8ポイント上昇、19年度比9.5ポイント低下)となった。

旅行客でにぎわう羽田空港第2ターミナル=21年12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 ANAの小山田亜希子・東京空港支店長は「10月以降は週末に家族や友人と旅行を楽しむお客様の姿が徐々に空港で見られるようになった。今年はワクチン接種を終えてPCR検査も受けて、2年ぶりに家族とゆっくりとしたお正月を過ごしたいというお客様の声もいただいている」と説明した。

 ANAが使用する第2ターミナルは南北に2カ所ずつ計4カ所の保安検査場があるが、現在は北側の保安検査場AとB、南側のCの3カ所で対応。期間中の国内線運航率は2020年度計画をやや上回る101%で、ピークは下りが29日、上りは1月3日となる。

*航空各社の予約状況はこちら

年末年始の予約状況を説明するANAの小山田東京空港支店長=21年12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

旅行客でにぎわう羽田空港第2ターミナル=21年12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

出発客でにぎわう羽田空港第1ターミナル=21年12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

出発客でにぎわう羽田空港第1ターミナル=21年12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

関連リンク
全日本空輸

ANA、エバレット製最後の787就航 2機目の国内線新仕様機(21年12月22日)
ANA、787国内線新仕様機12/9就航 全席モニター付き、初のGEエンジン(21年12月8日)
年末年始の国内線予約、コロナ前の7-8割まで回復 国際線は1割(21年12月20日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post