エアライン, 企業 — 2021年11月4日 16:45 JST

ピーチの「旅くじ」、名古屋でも 11日から、行き先はランダム

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 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は11月4日、行き先を選べないカプセル型自販機「旅くじ」について、11日から名古屋・栄の名古屋PARCOにも設置すると発表した。1回5000円で、中部発の国内線に搭乗できる。

*11月11日に販売開始。当日の様子はこちら

名古屋PARCOでも販売を開始するピーチの「旅くじ」(写真は渋谷PARCOの旅くじ)=21年10月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 名古屋PARCOの「旅くじ」は、カプセル型の自販機で提供。中部発の国内4路線がランダムで出てくる。カプセルには指定された行き先のみ使用できる「ピーチポイント」の交換コードが入っており、ウェブサイトで入力して航空券に交換する。このほか、クリアするとチャンスがある旅先でのミッションと、オリジナルの缶バッジも同封する。

 1回5000円で、キャッシュレス決済サービス「PayPay(ペイペイ)」でのみ決済できる。現金は使用不可。交換コードは5000円相当以上で「ちょっと“おトク”な」(ピーチの特設サイト)ものを封入する。

 同封するミッション「札幌に行って、カニを苦労してむいて、隣の人にあげてきて!(手袋で)」などをクリアし、ピーチが運営する旅の情報サイト「tabinoco」に投稿すると、毎月1人に3000円相当のピーチポイントをプレゼントする。

 ピーチは大阪・心斎橋PARCO内に情報発信型ワーキングスペース「Peach SHAKE LABO(ピーチシェイクラボ)」を開設し、異業種との交流で新たな展開を模索している。第1弾として8月17日から「旅くじ」を同所に設置し、10月13日からは東京・渋谷PARCO(渋谷パルコ)でも販売を開始。名古屋は3カ所目となる。

 ピーチの中部路線は4路線で、2020年12月24日に札幌(新千歳)線と仙台線、今年1月22日に那覇線と石垣線を開設。札幌線は1日2往復、残りの3路線は同1往復ずつ運航している。冬ダイヤ初日の10月31日からは札幌線と那覇線を増便し、札幌線は1日3往復運航する。那覇線は2往復で、12月24日から2022年1月10日までは3往復にさらに増便する。

関連リンク
Peach SHAKE LABO
名古屋PARCO

ピーチの「旅くじ」
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