エアライン — 2021年10月12日 15:45 JST

ピーチ、国内全線乗り放題パス 先着150枚、「ワーケーション」活用見込む

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 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は10月12日、国内線全線が1カ月間乗り放題になるパスを発売すると発表した。運賃は1万9800円からで、19日正午から先着150枚用意する。乗り放題プランの提供により、観光需要のほか、旅行先などで休暇の合間に勤務時間を設ける「ワーケーション」などへの活用を見込む。

国内全線乗り放題のパスを販売するピーチ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 定額制サービス「Peachホーダイパス」は、11月1日から30日までの1カ月間、国内33路線が乗り放題となる。適用除外日は設けず、土日や祝日も利用できる。運賃タイプは、航空運賃のみの「ライト」と、座席指定料金などのオプションを含む「スタンダード」の2種類。合計で150枚用意し、先着30枚はライトを1万9800円、スタンダードを2万9800円で販売する。残りの120枚はライトが2万9800円、スタンダードが3万9800円となる。

 今回のパス販売を記念し、KabuK Style(カブクスタイル、長崎市)が運営する定額制の宿泊サービス「HafH」(ハフ)とのキャンペーンを開始。パスを購入したHafH会員を対象に、運賃などの支払いに使える「ピーチポイント」を3000円分付与する。

 HafHはKabuK Styleが提供するサービスで、定額で世界中の宿泊施設に滞在することができる。9月末現在、551都市のホテルやゲストハウスなど949拠点を利用することができる。

 全日本空輸(ANA/NH)グループに属するピーチは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、ピーチは10月の運航率を7割に減便している。一方、コロナ後の需要回復はLCCが得意とする観光需要が牽引するとみられ、日帰り往復用特別運賃「0泊弾丸運賃」を設定するなど需要喚起策を講じている。

 また冬ダイヤ初日の10月31日からは、ANAが前日まで運航する福岡-石垣線を引き継ぐ。同路線を観光路線に強いピーチに移管することで、新型コロナウイルスのワクチン接種で予想される需要増加に備え、ANAグループ全体の収益最大化を図る。

関連リンク
Peachホーダイパス(PeachAviation)
HafH

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