JAL、破綻教訓に貨物機導入せず 菊山専務「ボラティリティ高い」

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 日本航空(JAL/JL、9201)の財務・経理本部長の菊山英樹専務は8月3日、貨物専用機導入や旅客機の貨物機改修に否定的な考えを示した。世界的な国際線の運休や海運需要のひっ迫で同社の貨物事業は好調だが、「ボラティリティが高い」(菊山専務)として、従来通り旅客機で貨物を運ぶビジネスモデルを維持する。

羽田空港で貨物を積み込むJALのA350-900。貨物需要は好調なものの貨物機は導入せず=21年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

オンライン会見で決算説明するJALの菊山英樹専務(スクリーンショット)

 JALが同日発表した2021年4-6月期(22年3月期第1四半期)通期連結決算(IFRS)は、最終損益が579億1900万円の赤字(前年同期は937億700万円の赤字)で、赤字幅は約357億円改善。売上高にあたる「売上収益」は1330億3200万円(74.1%増)、本業のもうけを示す「EBIT(利払い・税引き前損益)」は826億4500万円の赤字(1310億1000万円の黒字)と、損失額を約483億円圧縮した。

 売上収益の内訳は、貨物郵便が


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。