官公庁, 需要, 需要実績 — 2021年7月22日 05:00 JST

6月の訪日客、4カ月ぶり1万人割れ 前年比3.6倍、19年比99.7%減

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 日本政府観光局(JNTO)の訪日外客数推計値によると、2021年6月の訪日客数は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行前となる2019年同月比99.7%減の9300人で、4カ月ぶりに1万人を割り込んだ。2020年6月は2565人で3.6倍の伸びとなったものの、例年を大きく下回った。出国した日本人は98.0%減の3万700人だった。

—記事の概要—
21年6月の動向
方面別実績

21年6月の動向

4カ月ぶりに1万人を割り込んだ21年6月の訪日客(資料写真)=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 JNTOが重点市場としているのは22カ国・地域で、これまでの20カ国・地域に2020年4月からはメキシコと中東地域が加わった。月間の訪日客数は、各市場とも大幅な前年割れが続いており、シンガポールや香港など4市場で100人を割り込んだ。

 新型コロナの拡大により、2020年12月28日からすべての国・地域からの外国人の新規入国を一時停止している。また、日本と一部の国との間で運用している業務上必要な往来を認める短期出張者用の「ビジネストラック」と、在留資格のある人の往来を認める長期滞在者用の「レジデンストラック」も、1月14日から停止している。

方面別実績

 方面別に見ると、アジアでは中国が2000人(19年同月比99.8%減)で22市場で最も多かった。韓国は800人(同99.9%減)、台湾は300人(同99.9%減)、香港は50人(19年6月は20万9030人)、インドは70人(19年同月比99.5%減)だった。

 ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国では、タイが100人(19年同月比99.8%減)、シンガポールが40人(同99.9%減)、マレーシアが100人(同99.7%減)だった。インドネシアは500人(同99.0%減)、フィリピンは400人(同99.1%減)、ベトナムは400人(同98.9%減)だった。

 欧州では、英国が300人(同98.8%減)、フランスが200人(同99.1%減)、ドイツが200人(同98.7%減)。スペインは100人(同99.0%減)、ロシアは100人(同98.9%減)、イタリアは100人(同99.1%減)だった。

 昨年4月から重点市場に加わった「中東地域」は8カ国で構成。サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、オマーン、カタール、クウェートのGCC(湾岸協力理事会)の加盟6カ国にトルコとイスラエルを加えたもので、中東地域からの訪日数は100人(同98.7%減)だった。

 米大陸では、米国が1200人(同99.3%減)、カナダは100人(同99.6%減)。重点市場に加わったメキシコは80人(同98.6%減)だった。オセアニアでは、豪州が100人(同99.7%減)だった。そのほかの国・地域からは1960人(同97.7%減)が入国した。

関連リンク
日本政府観光局
観光庁

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