エアライン, 企業 — 2021年7月6日 22:38 JST

JAL、タニタ監修機内食 長距離国際線で免疫力アップ

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、長距離国際線のエコノミークラスでタニタ(板橋区)が監修した健康志向の機内食の提供を7月から始めた。現地到着前の2食目として提供する。両社が提携するのは今回が初めて。

JALが長距離国際線エコノミークラスで提供するタニタ監修の機内食「“噛む”ヘルシーサラダボウル」(JAL提供)

 JALは2011年から従来の機内食では提供されなかったメニューを採り上げる「AIR(エア)シリーズ」を展開してきたが、7月から新メニュー「カラダが喜ぶ Sky Wellness Kitchen(スカイウェルネスキッチン)」に刷新。脳の活性化や免疫力をテーマとした「タニタカフェ」の監修メニューを提供する。

 第1弾は「“噛む”ヘルシーサラダボウル」に、免疫力コラムやタニタ体操のオリジナルストレッチを紹介するリーフレットを添えて提供する。噛(か)むことで、脳の働きを活性化させるほか、体外から侵入するウイルスや細菌から体を守る免疫機能の向上が期待されるという。デザートは「豆乳プリン ストロベリーソース」を用意する。

 対象クラスはプレミアムエコノミークラスとエコノミークラス。到着前の2食目として提供する。提供路線は、成田発がボストン、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトル、サンディエゴ、バンクーバー、フランクフルト、メルボルン行き。羽田発はシカゴ、ダラス、ニューヨーク(JL004/006)、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ロンドン(JL043)、パリ、ヘルシンキ行き。関西発はロサンゼルス行き。今回のメニューは7月1日から10月31日まで提供する。

 また、機内映像コンテンツの「インフライト体操」を、タニタが監修したものに11月以降リニューアルを予定している。

 10年間提供してきたAIRシリーズでは、吉野家の牛丼を提供する「AIR吉野家」などのヒットメニューも登場した。

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