エアバス, エアライン, 機体 — 2013年6月20日 20:00 JST

ユナイテッド航空、A350-1000を35機導入へ

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 エアバスは現地時間6月20日、ユナイテッド航空(UAL)がA350-1000を35機導入すると発表した。すでに発注済みのA350のタイプ変更や追加発注によるもの。

ユナイテッド航空のA350-1000のイメージイラスト(エアバス提供)

 これまでに発注済みの25機のA350-900を切り替えた上、新たに10機を追加発注。計35機となった。米国とアジア太平洋地域を結ぶ直行便など、混雑路線に投入する予定。

 A350 XWBは3機種で構成。座席数は3クラスの標準仕様でA350-800が270席、A350-900が314席、A350-1000は350席。A350 XWBを導入することで、同サイズの競合機と比べて燃費と二酸化炭素(CO2)排出量を25%削減できるとしている。エンジンはいずれも英ロールス・ロイス社製トレントXWBを採用する。

 これまでに34社から678機の確定受注を獲得。2014年下半期にA350-900の初号機がカタール航空(QTR)へ引き渡される予定。

 UALは、開催中のパリ航空ショーでローンチしたボーイング787-10型機も、20機の発注コミットメントを行っている。同機の座席数は300から330席となる見込みで、最終組立と試験飛行は17年初頭、初号機の引き渡しは18年を予定している。

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