ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は1月14日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染再拡大に伴い、2月の国内線計画を変更すると発表した。1日から28日まで、65.2%に当たる14路線1378便を減便する。また、政府の緊急事態宣言の地域拡大に伴い、中部路線でも特別対応を実施する。

2月の国内線は6割超が減便となるジェットスター・ジャパン=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
減便の対象となるのは成田発着の12路線、中部発着の2路線。成田は札幌(新千歳)と関西、高松、松山、高知、福岡、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、那覇の各路線、中部は福岡線と那覇線が対象となる。
緊急事態宣言による特別対応は、バウチャー(クーポン)の発行か振替となる。中部線は、1月13日までに予約した14日から2月7日までの搭乗分について、航空券の購入金額に相当する有効期間6カ月のバウチャーの発行、または出発日から3カ月先までの同社が運航する同一区間便への振替を受け付ける。
2月は2114便の運航を計画していた。減便率は1月の60.7%と比較すると4.5ポイント悪化することになる。
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ジェットスター・ジャパン
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