エアライン — 2020年9月25日 23:59 JST

ピーチ、ワーケーション導入 社員の健康状態測り課題抽出

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 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は、旅行先などで休暇の合間に勤務時間を設ける「ワーケーション」を9月から導入している。今後は社員のワーケーション活用を通じて効果や課題を調査し、企業や個人向けの旅行商品開発に取り組む。

ワーケーションを導入したピーチ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ピーチは在宅勤務などのテレワークを「ベストワークプレース(BWP: Best Work Place)」と名付けて2019年に制度化。今回のワーケーション導入は、BWPに追加する形で取り入れ、社員のワークライフバランスの向上を目指す。休暇中にも勤務時間を設定できるようにすることで、長期休暇や有休の取得推進といった、休みやすい職場作りにつなげていく。

 また、社員に自社便の就航地の魅力を体験してもらい、地域活性化にもつなげる。ワーケーションをテーマにした旅行商品作りに向け、ウェアラブルIoT製品を手掛けるミツフジ(京都府相楽郡)の協力を得て社員のバイタルデータ計測をトライアルで実施。ワーケーションの効果や課題を分析して商品開発に役立てるという。

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