エアライン — 2020年8月27日 05:00 JST

JTA、クラスJでモバイルバッテリー無料貸出 9月から

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 日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)は、クラスJ席の乗客向けにモバイルバッテリーの無料貸出サービスを9月1日から始める。現在全クラスに充電用USB端子の設置を進めているが、全機材の改修を終えるまでには数年かかる見込みのため、沖縄県内路線以外でサービスを始める。

9月からクラスJの乗客にモバイルバッテリーを無料貸出するJTA(同社資料から)

 モバイルバッテリーは、琉球インタラクティブ(宜野湾市)が提供するサービス「充電GO!」を利用。充電用端子は、Lightning、USB Type-C、micro USBの3規格に対応しており、iPhoneやiPad、Android端末、ゲーム機などを充電できる。期間は9月1日からUSB改修が完了するまでを予定している。

 利用する際は離陸後、客室乗務員に依頼。着陸前に回収される。

 JTAの機材はボーイング737-800型機で、座席数は2クラス165席(クラスJ 20席、普通席145席)。親会社の日本航空(JAL/JL、9201)の機材と同じ座席数で、Wi-Fi機器による機内インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」に対応しており、現在12機運航している。

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日本トランスオーシャン航空
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