エアライン — 2020年8月3日 14:20 JST

ユナイテッド航空、羽田-シカゴ減便 週3往復に

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 ユナイテッド航空(UAL/UA)は週5往復運航するシカゴ-羽田線について、現地時間8月6日から週3往復に減便する。需要動向により、便数を調整した。グアム-成田線の増便は1カ月後ろ倒しし、9月8日から既存便と合わせ週10往復運航する。

羽田-シカゴ線を減便するユナイテッド航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 シカゴ-羽田線は7月6日から週5往復で運航を開始。シカゴ発を月曜と水曜、木曜、金曜、土曜に、羽田発は火曜と木曜、金曜、土曜、日曜に設定している。8月6日からはシカゴ発のうち木曜と金曜を間引き、週3往復に減便する。羽田発は金曜と土曜発が対象となる。

 グアム-成田線は、9月8日から週3往復を増便。週7往復運航する夕方便のUA197/196便に加え、午前便のUA827/928便を火曜と金曜、日曜の週3往復で再開し、同路線は週10往復になる。午前便は当初8月4日からの増便を予定していたが、低需要のため増便を1カ月後ろ倒しした。

 日本発基準で9月8日から30日までの日本路線は、シカゴ-羽田線とグアム-成田線を含め4路線。残りのサンフランシスコ-成田線と、ニューヨーク(ニューアーク)-成田線の2路線は週7往復運航する。

 ロサンゼルス-成田線、ワシントンD.C,-羽田線、サンフランシスコ-関西線、グアム-福岡線は、5月6日の発表通り夏ダイヤ最終日の10月24日まで運休が決定している。

 ユナイテッド航空は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、5月に新たな衛生・安全基準「ユナイテッド・クリーンプラス・プログラム」を発表。対策の一環として、現地時間6月10日から全乗客に健康セルフチェックシートへの記入を義務付けている。

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