ボーイング, 官公庁, 機体 — 2020年7月15日 16:10 JST

陸自オスプレイ、木更津到着 米国外で初導入

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 ボーイングは現地時間7月14日、垂直離着陸輸送機V-22「オスプレイ」を日本の陸上自衛隊に引き渡したと発表した。米国以外でV-22を導入するのは陸自が初めて。

陸自のV-22「オスプレイ」(ボーイング提供)

 陸自向けV-22は日本時間10日午後に、米海兵隊岩国航空基地を出発。暫定配備先である陸自の木更津駐屯地へ同日中に到着した。駐屯地のある木更津市によると、2機目は16日午前に輸送される見込みだという。

 V-22はボーイングとヘリコプターのベル・テキストロンが共同開発し、1999年5月24日に納入を開始。おもに米軍向けに引き渡しを進め、海兵隊と空軍、海軍が導入している。6月には、400機目となるV-22を米空軍特殊作戦コマンドに引き渡した。

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