エアバス, エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2020年5月13日 08:09 JST

デルタ航空、アジア-北米間の貨物専用便拡充 777やA350で医療物資運ぶ

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 デルタ航空(DAL/DL)は、ソウル(仁川)から米アトランタ、ロサンゼルスの2都市へ向かう貨物専用便を現地時間5月13日から増便する。これまで仁川-アトランタ間は週4便、仁川-ロサンゼルス間は週3便運航してきたが、これらを毎日1便の運航に切り替える。中国から拡散した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を受けた医療物資の需要増に対応する。

アジア-北米間の貨物専用便を増便するデルタ航空=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 上海-仁川間も毎日3便に増便する。既存の仁川-デトロイト間を含め、デルタ航空全体で見るとアジア-米国間で週123便の貨物専用便を運航する計画だ。

 運航機材はアトランタ行きとロサンゼルス行きがボーイング777-200ER型機、デトロイト行きはエアバスA350-900型機といずれも大型旅客機を使用。両機種とも1回のフライトで42トンの貨物を積載できる。アトランタやデトロイト、ロサンゼルスに着いた貨物は国内線に積み替え、全米の目的地へ輸送する。

 デルタによれば、中国に工場を持つ医療防護具などのメーカーは米中間の旅客便のほとんどが運休となる中、輸送の代替手段を求めているという。大型旅客機を貨物専用便に投入し、米国への医療物資などの輸送能力を高める。

関連リンク
デルタ航空

デルタ航空、乗客にもマスク義務化(20年5月5日)
デルタ航空、MD-88とMD-90退役前倒し 新型コロナで6月に(20年5月2日)
デルタ航空、余剰機内食や飲み物寄付 フードバンクなどへ(20年4月25日)
デルタ航空、A350で貨物専用便 マスクなど医療品、中国から米国へ毎日(20年4月18日)
デルタ航空、出発前にも機内消毒 4月から米国内線に拡大(20年4月2日)
デルタ航空、成田撤退 41年に幕、羽田へ7路線集約(20年3月28日)