ANA、GWの国内線85％減便　羽田－鹿児島など運休69路線、通常運航は9路線

　全日本空輸（ANA/NH）は4月23日、ゴールデンウイークの国内線の運航計画を変更すると発表した。4月29日から5月6日までの期間内で運航予定の119路線6266便のうち、85％に当たる110路線5306便に影響する。このうち期間内すべて運休するのは羽田－鹿児島線（1日6往復）など69路線で、羽田発着の幹線4路線を含む38路線が減便となる。札幌－新潟線（同3往復）など9路線は通常通り運航する。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響によるもの。

ゴールデンウイーク期間中の国内線を減便するANA＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　期間内の8日間すべて運休するのは、羽田－函館線（1日3往復）や岡山線（同5往復）、伊丹－熊本線（同6往復）など69路線。このうち、成田を発着する伊丹や札幌など全7路線は、すべて運休となる。

　8日間のうち、一部日程で運休するのは3路線で、羽田－大館能代線（1日2往復）は4月30日と5月2日、3日、5日の4日間のみ1往復ずつ運航。羽田－能登線（同2往復）と羽田－石見線（同2往復）は、4月29日と5月1日、3日、4日、6日の5日間のみ、それぞれ1往復ずつ運航する。

　減便となるのは、羽田を発着する幹線を含めた38路線。幹線は、1日最大17往復運航する札幌線が、同2往復に減便。伊丹線（1日15往復）も、期間中は2往復のみの運航となる。福岡線（同18往復）は1日最大4往復に減便し、那覇線（同12往復）は1日最大3往復のみ運航する。

　通常運航するのは9路線で、このうち羽田発着路線は2路線。それぞれ1日1往復ずつ運航する紋別線と中部線は通常通りの運航となる。

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全日本空輸

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