エアライン, 官公庁 — 2019年11月29日 19:21 JST

国交省、スターフライヤーに業務改善勧告 台北便副操縦士から乗務前アルコール検知

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 国土交通省航空局(JCAB)は11月29日、スターフライヤー(SFJ/7G、9206)に対して業務改善勧告を行った。12月20日までに再発防止策を提出させる。

パイロットの飲酒問題で国交省から業務改善勧告を受けたスターフライヤー=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 スターフライヤーでは、パイロットのアルコール事案が2件発生。7月31日に整備後のフェリーフライト(機体空輸便)の7G9202便に乗務したパイロットが、アルコール検査を実施せずに出発していた。8月11日には、副操縦士(当時)が乗務前日に飲酒し、乗務前のアルコール検査で国の基準を大きく超えるアルコールが検知され、乗員交代で乗務予定だった北九州発台北行き7G801便を21分遅延させた。

 JCABは、9202便の機長に対し文書警告、副操縦士は文書注意とし、801便の副操縦士(当時)は航空業務90日間停止とした。また、801便の機長も文書により注意を受けた。29日はジェットスター・ジャパン(JJP/GK)とヘリコプターを運航する小川航空に対しても、パイロットの飲酒に関する処分を行い、ジェットスター・ジャパンは業務改善勧告、小川航空は厳重注意を受けた。

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