ボーイング, 官公庁, 機体 — 2019年9月23日 12:39 JST

ボーイングと米海軍、MQ-25無人空中給油機の初飛行成功

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 ボーイングと米海軍は、無人空中給油機MQ-25スティングレイの初飛行に成功したと現地時間9月19日に発表した。

初飛行するMQ-25(ボーイング提供)

 最初の飛行試験は、開発拠点があるイリノイ州セントルイス空港で実施。ボーイングのテストパイロットが地上管制施設から運用し、2時間の自律飛行に成功した。試験機は地上走行と離陸を自動で行い、所定のルートを飛行して、機体の基本的な飛行性能と地上管制施設での運用を検証した。

 MQ-25は米海軍の航空母艦を拠点として運用し、F/A-18戦闘攻撃機など艦載機を中心に空中給油するためのEDM(実証機)。今回初飛行したのはT1と呼ばれる機体で、9月にFAA(米国連邦航空局)から実験用滞空証明を取得している。

 ボーイングは2018年8月に8億5000万ドル(約915億円)の契約を結び、4機のMQ-25を米海軍向けに製造する。

関連リンク
MQ-25(Boeing)
United States Navy
Boeing
ボーイング・ジャパン

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