空港 — 2013年4月2日 18:31 JST

調布飛行場、新ターミナルがオープン 展望デッキも新設

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 東京都は4月2日、調布飛行場の新ターミナルの供用を開始した。これまでは同空港が都営となる2001年の前年00年に建設されたプレハブの暫定ターミナルを使用していた。

調布飛行場の新ターミナル(東京都の資料から)

 新ターミナルは鉄骨造2階建てで、延床面積は約1422平方メートル、建設費は約5億円。旧ターミナルの約3倍の広さとなり、展望デッキが同空港では初めて作られた。出発・到着ロビーやチェックインカウンター、手荷物取扱所を充実し、多目的トイレと授乳室を新設した。都によると、今後島の特産品を扱う売店をオープンするという。

 調布からは新中央航空(CUK)がドルニエ228型機(19席)で新島線を1日4往復、大島線と神津島線を各1日3往復運航。14年度からは現在全日本空輸(ANA)がボンバルディアDHC8-Q300型機(56席)で運航している羽田-三宅島線が、同機の退役により調布へ移管され、CUKが調布-三宅島線を開設する見込み。

 新ターミナルは年間約6万人が利用する計画。

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調布飛行場
新中央航空

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