空港 — 2019年9月14日 09:00 JST

関空、ゴミ箱センサー実証実験 あふれる前に回収

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 関西空港を運営する関西エアポート(KAP)は、ゴミ箱があふれる前にゴミを回収するため、ゴミ箱センサーの実証実験を実施している。国内空港初の取り組みで、環境用品を手掛ける山崎産業(大阪市浪速区)と9月20日まで実験する。

センサーを取り付けたゴミ箱(関西エアポートの資料から)

 訪日外国人の増加を背景に、清掃スタッフのゴミ回収作業の効率化を目指す。空港内の各ゴミ箱にセンサーを取り付けることで、ゴミがあふれる前にゴミ箱の状態をリアルタイムに把握し、回収できるようになる。

 KAPでは、同システム導入でゴミの量をピンポイントで把握できることから、少人数で効率よく回収でき、空港の美観を損なわずに清掃できるとしている。

関連リンク
関西国際空港
山崎産業

日韓路線の提供座席、減少止まらず 7月から20%減、230便超運休へ(19年9月9日)
神戸空港、発着枠拡大で上方修正 22年度394万人、投資は据え置き(19年9月12日)
関空、旅客数13%増279万人 訪日客は16%増、19年7月(19年8月24日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post