エアライン, 空港 — 2019年7月24日 22:44 JST

韓国ティーウェイ航空、九州路線を一部運休

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 韓国のLCC、ティーウェイ航空(TWB/TW)は、九州を発着する一部路線の運休を7月24日から始めた。

九州や関空の一部路線を運休するティーウェイ航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 24日から運休しているのは務安(ムアン)-大分線で、夏ダイヤ最終日の10月26日まで決定。月曜と水曜、金曜の週3往復で、このうち7月31日と8月2日は運航する。

 大分発着では、同じく週3往復の釜山線が8月12日から10月26日まで運休。週4往復の大邱(テグ)-熊本線は9月1日から10月26日まで(9月12日と14日は運航)、同じく週4往復の釜山(プサン)-佐賀線は9月16日から10月26日まで運休する。

 韓国では日本からの輸出品のうち、大量破壊兵器の製造などに転用されかねない品物に対し、ずさんな管理が行われている事例が発生していることから、経済産業省は7月4日以降、有機ELディスプレーなどに使われるフッ化ポリイミド、レジスト(感光材)、フッ化水素(エッチングガス)の3品目について、日本から韓国へ輸出する際、手続きを簡略化できる優遇措置「包括輸出許可」から、輸出許可を個別に申請する「個別輸出許可」に厳格化した。

 韓国は現在、優遇を受けられる「ホワイト国」で、米国や英国など27カ国に含まれている。ホワイト国のうち、アジア太平洋地域で認定されているのは豪州とニュージーランド、韓国の3カ国のみで、8月中にも韓国は除外され、ほかのアジア諸国と同じ扱いになる見通し。一方、韓国政府は今回の厳格化を「輸出規制」と反発。反日運動も活発化している。

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