企業, 空港 — 2019年2月6日 16:15 JST

春節の訪日客、1位は熊本 スカイスキャナー調査

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 大手旅行検索サイトのスカイスキャナー(Skyscanner)の日本法人、スカイスキャナージャパンは2月5日、中華圏の旧正月休暇・春節の訪日旅行先トップ5の都道府県を発表した。前年同期と比較し、伸び率が最も高かったのは熊本県となった。

LCC就航で春節の予約が増加した熊本空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2月4日から10日までの春節で、スカイスキャナーでの予約席数を目的地の空港別で集計し、順位付けした。対象となるのは春節を祝日とするインドネシアと韓国、シンガポール、台湾、中国、ベトナム、マレーシア、香港の8カ国・地域で、今年と2018年ともに、1月25日時点の予約数で比較した。

 1位には、97.4%増の熊本県がランクインした。熊本空港へは2018年に、国際線LCCの定期便就航が相次いだ。5月の香港エクスプレス航空(HKE/UO)の香港線や、11月のティーウェイ航空(TWB/TW)の大邱線などで、予約数の大幅な伸びに寄与した。

 2位は64.7%増の愛媛県で、松山空港には中国東方航空(CES/MU)の上海線と、チェジュ航空(JJA/7C)のソウル(仁川)線が乗り入れている。また、今年7-9月期(第3四半期)には、エバー航空(EVA/BR)の台北(桃園)線就航も予定している。

 3位は23.1%増の香川県、4位は22.3%増の宮城県、5位は18.1%増の宮崎県がランクインした。

伸び率の高い都道府県トップ5(括弧内は前年同期比の伸び率)
1位 熊本県(97.4%)
2位 愛媛県(64.7%)
3位 香川県(23.1%)
4位 宮城県(22.3%)
5位 宮崎県(18.1%)

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