エアライン, 空港 — 2018年3月25日 10:34 JST

ピーチ、福岡でタイヤパンク 滑走路2時間閉鎖、重大インシデント認定

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 3月24日午前8時11分ごろ、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)の関西発福岡行きMM151便(エアバスA320型機、登録番号JA805P)が福岡空港に着陸した際、タイヤがパンクして自走できなくなり、滑走路が約2時間にわたり閉鎖された。乗客159人と乗員6人にけがはなかった。

福岡空港でタイヤがパンクしたピーチのA320 JA805P=15年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 MM151便が福岡へ着陸した際、前脚(ノーズギア)に2つあるタイヤが両方ともパンク。タイヤホイールも破損したため、自走できなくなった。

 国土交通省は24日、重大インシデントに認定。同省の運輸安全委員会(JTSB)が調査官を派遣し、原因などの調査にあたっている。

 福岡空港の滑走路閉鎖の影響により、全日本空輸(ANA/NH)の羽田午前6時27分発福岡行きNH239便が佐賀空港へ目的地変更したり、羽田を午前8時20分に出発予定だった福岡行きNH243便が欠航するなど、福岡発着便を中心に航空各社のダイヤが乱れた。

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