エアバス, 機体 — 2017年9月6日 13:10 JST

エアバス、米製50機目のA320胴体出荷 ハンブルクから海上輸送

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 エアバスは、米国製50機目となるA320ファミリーの胴体などを、独ハンブルクから海上輸送している。現地時間8月25日に出港し、29日間かけて米国に到着する予定。

米国製50機目となるA320ファミリーの胴体=17年8月 PHOTO: Bengt Lange/Airbus

 胴体のほか主翼や垂直尾翼、水平尾翼などを、米アラバマ州モビールの最終組立工場へ輸送する。

 エアバスは米国初の最終組立工場をモビールに建設。2015年9月に本稼働した。A320従来型(A320ceo)ファミリーを製造し、今年後半をめどにA320neoに切り替える。年末までの生産レートは月産4機を見込んでいる。

 2016年4月に、米国製初号機となるA321(登録番号N965JT)をジェットブルー(JBU/B6)に引き渡した。8月28日には、A320の納入を開始。初号機(N650NK)は米LCCのスピリット航空(NKS/NK)に引き渡した。同機は米国製37機目の機体となる。

 アラバマ工場は仏トゥールーズと独ハンブルク、中国の天津に続き4カ所目となるエアバスの最終組立工場で、A319とA320、A321を製造する。

米国製50機目のA320胴体を積み込む貨物船=17年8月 PHOTO: Bengt Lange/Airbus

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