バニラエア(VNL/JW)は、冬ダイヤ初日の10月29日から機内持込手荷物の基準を改訂する。機内に持ち込める手荷物のサイズを、全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)などと同じサイズにし、重量の上限を従来の2個合計10キロから7キロに変更する。
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冬ダイヤから機内持込手荷物の条件を改訂するバニラエア=17年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
10月28日までの現行基準は、手荷物の三辺の和が115センチ以内かつ各辺の長さが56センチ×36センチ×23センチ以内で、個数は手荷物1個とハンドバッグなど身の回り品1個の2個までとし、重さは2個合計で10キロまでだった。
新基準では、三辺の和は115センチ以内で変わらないが、各辺の長さをANAやJALなどと同じ55センチ×40センチ×25センチ以内に改訂。個数の条件は変わらないが、重さは2個の合計7キロまでに引き下げる。
国内のLCCは現在4社。ピーチ・アビエーション(APJ/MM)の基準は、三辺の和が115センチ以内かつ各辺50センチ×40センチ×25センチ以内で、個数は2個まで、重さは合計10キロまで。ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は、各辺56センチ×36センチ×23センチ以内で、個数は2個まで、重さは合計7キロまで。春秋航空日本(SJO/IJ)は、三辺の和が115センチ以内かつ各辺が56センチ×36センチ×23センチ以内で、個数は1個まで、重さは5キロまで。
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国内LCCの機内持込手荷物基準(各社の公表値からAviation Wire作成)
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