エアライン, 機体 — 2017年6月10日 12:11 JST

写真展「青木 勝 YS-11 名機伝説」 所沢航空発祥記念館

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 所沢航空発祥記念館(埼玉県)で6月10日、写真家の青木勝さんの写真展「青木 勝 YS-11 名機伝説」が始まった。

青木勝さんの写真集『YS-11名機伝説』(講談社のサイトから)

 YS-11は1962年8月30日に初飛行し、182機(うち試作機2機)が製造され、国内では航空会社や運輸省(現国土交通省)航空局(JCAB)、自衛隊、海上保安庁で採用された。国内の旅客定期便からは2006年9月30日に、飛行検査機として運用していたJCABでは2006年12月22日に、海上保安庁では2011年1月13日に運航から退き、現在では航空自衛隊の機体を残すのみとなった。

 青木さんは1944年埼玉県生まれ。スポーツニッポン新聞社の東京本社勤務を経てフリーとなり、2004年5月20日に写真集『YS-11名機伝説』を講談社から刊行。同年から2006年にかけて、青木さんは写真展を各地で開いた。

 航空発祥記念館ではこの時にも写真展を開いており、2度目の開催。7月9日まで、同館の特別展示会場で開かれる。

 同館の最寄り駅である西武新宿線の航空公園駅前には、1997年から元エアーニッポン(ANK)のYS-11A型機(元登録番号JA8732)が屋外展示されている。

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