エアバス, 官公庁, 機体 — 2017年3月2日 16:40 JST

A321neo、LEAP機も型式証明を同時取得 EASAとFAAから

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 エアバスは現地時間3月1日、CFMインターナショナル製新型エンジン「LEAP-1A」を搭載したA321neoが、EASA(欧州航空安全局)とFAA(米国連邦航空局)から型式証明を同時取得したと発表した。

LEAP-1A搭載機でも型式証明を取得したA321neo=16年3月 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus

 試験飛行を160回以上実施し、400時間以上のテストを経て取得した。

 A321neoを含むA320neoファミリーは、A321neo(1クラス240席)のほかA319neo(同160席)とA320neo(同189席)の3機種で構成。エンジンはLEAP-1Aのほか、米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製「PW1100G-JM」から選択できる。

 PW1100Gを搭載したA321neoは、2016年12月にEASAとFAA双方から型式証明を取得済み。A321neoは、LEAP-1A搭載機が2016年2月、PW1100G搭載機が同年3月に、それぞれ初飛行している。

 A321neoは2017年1月末現在、計1388機を受注している。日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が、26機発注済み。2017年度から2023年度にかけて受領する。

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Airbus
エアバス・ジャパン

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