エアライン, 業績, 解説・コラム — 2017年1月30日 07:30 JST

ANAの16年4-12月期、営業益と経常益が過去最高 通期予想は据え置き

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が1月27日に発表した2016年4-12月期(第3四半期)連結決算は、純利益が前年同期比18.0%増の865億6200万円だった。通期見通しは従来予想を据え置いた。

 売上高は2.7%減の1兆3317億7700万円、営業利益は11.5%増の1302億2500万円、経常利益は10.7%増の1242億2700万円で減収増益。営業益と経常益は、4-12月期として過去最高を記録した。

 営業費用は4.1%減の1兆2015億円。営業利益率は9.8%(1.2ポイント上昇)となった。航空事業の営業費用のうち、燃油費・燃料税は円高と市況下落により17.8%減の2042億円に抑えられ、人件費は2.9%増の1374億円だった。

—記事の概要—
・国際線
・国内線
・為替と燃油
・通期見通し据置

国際線

16年4-12月期決算で純利益が前年同期比18.0%増となったANAホールディングス=16年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国際線の旅客収入は0.7%減の3884億円。旅客数は11.5%増の675万1000人、ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.8ポイント上昇し75.6%、旅客単価は燃油サーチャージの引き下げに伴い、11.0%減の5万7531円となった。

 欧米やアジア路線のビジネス渡航需要や、訪日客は堅調に推移した。一方、円高による外貨建て収入の円換算額が


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。