エアライン — 2016年11月11日 21:15 JST

スターフライヤー、有楽町にシート体験できるアンテナショップ 首都圏で認知度向上へ

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 北九州空港に本社を置くスターフライヤー(SFJ/7G、9206)は11月11日、東京・有楽町の北九州市東京事務所内にアンテナショップを開設した。12月28日までの期間限定で、同社と北九州空港の首都圏での認知度向上と、利用促進を図る。

スターフライヤーが期間限定で開設した有楽町のアンテナショップ=16年11月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 アンテナショップは同社をイメージして黒と白を基調とし、床面の日本地図には就航路線を描いた。エアバスA320型機の通算12号機(登録番号JA22MC)と13号機(JA23MC)に搭載しているシートを体験できるコーナーを設け、モデルプレーンや機内販売商品を販売。公式ダイナミックパッケージの割引クーポンも配付している。

 先着400人には、スターフライヤー10周年記念グッズをプレゼント。アンケートに答えると、往復航空券やグッズをプレゼントする来場キャンペーンも実施しており、土日祝日限定で機内サービスのドリンク試飲会なども開催を予定している。

 スターフライヤーは8日、国内最大級の顧客満足度調査「2016年度版JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」のうち、国内航空会社と新幹線で構成される「国内長距離交通」で第1位を8年連続で獲得。一方、首都圏での認知度向上が課題だ。また、全日本空輸(ANA/NH)とコードシェアを実施しており、今後は自社発券の比率を高めていくことも、経営安定化に向けて重要となっている。

 初日の11日は、松石禎己社長も会場を訪れて魅力をアピール。「スターフライヤーを知らない人に知ってもらえるよう、ゼロを0.1にするところから努力していきたい」と、まずは自社の魅力を知ってもらい、首都圏での認知度向上につなげていく意気込みを語った。

 会場を訪れた20代の女性会社員は、「関西空港から羽田行きに乗ったが、乗り心地が良かった」と満足げだった。

 場所はJR有楽町駅前の東京交通会館6階にある北九州市東京事務所内。時間は午前10時から午後6時までで、11月23日のみ休業。

 今年3月で就航10周年を迎えたスターフライヤーは、12月に14号機(JA24MC)を受領予定。客室乗務員と地上係員の新制服も、同時期の導入を計画している。2017年1月1日には、無料の初日の出フライトを地元の北九州空港のほか、今回は初めて羽田空港でも実施する(関連記事)。

スターフライヤーが北九州市東京事務所内に開設したアンテナショップ=16年11月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

スターフライヤーが有楽町に開いたアンテナショップで扱うモデルプレーンや機内販売品=16年11月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

快適性を追求したシートをピーアールするスターフライヤーの松石社長=16年11月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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