デルタ航空(DAL/DL)は現地時間10月20日、日米路線を含む太平洋路線で機内Wi-Fiの無料提供を開始したと発表した。これにより、同社が就航する6大陸を結ぶ国際線ネットワーク全体で、無料Wi-Fiを利用できるようになったとしている。

太平洋路線での機内Wi-Fiの無料提供を始めたデルタ航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
同社のマイル制度「SkyMiles(スカイマイル)」会員を対象としたサービスで、米T-Mobileの協力により提供する。スカイマイル会員はエコノミーを含む全客室クラスで利用できる。会員登録は無料。スマートフォンやパソコンなど複数の端末から接続でき、メールやメッセージの送受信、ウェブサイトの閲覧、写真の共有のほか、動画のストリーミング視聴にも対応する。
デルタ航空によると、Wi-Fiを搭載する機材は約1300機で、全保有機材の95%以上に相当するという。現在は米国内の短距離路線を運航する「デルタ・コネクション」のリージョナルジェット機やボーイング717型機への搭載を進めており、2027年初頭までに全保有機材へのWi-Fi搭載を完了する見通し。
機内Wi-Fiを利用したサービス「Delta Sync」では、ニュースやエンターテインメントなどの提携コンテンツも提供する。2023年のサービス開始以来、Wi-Fiへの接続回数は累計1億9500万回以上に達したという。
また、米大陸上空では新たな衛星通信容量の運用も始まり、通信ネットワークの容量を拡大した。デルタ航空は太平洋路線での提供開始と合わせ、機内の通信環境を強化している。
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